ほのぼの大賞・・・。

yoshiko

2009年11月03日 21:52

国際交流協会の重要な活動の一つに「日本語を母語としない外国籍市民のための日本語教室」があり、その活動を支えてくださっている日本語学習支援グループがBBCびわ湖放送さんの「ほのぼの大賞 地域安心安全部門」で大賞を受賞した。
とても嬉しい気持ちでOAを見た。

滋賀県は製造業の多いところで、南米から来られた日系の人たちや研修などで滋賀県に住む外国籍の人たちは、滋賀県の経済はもちろん、まさに日本の経済を支えてきた。
そんな人たちにとって、この日本語教室は学習の場でもあり、生活のことや仕事のことなども話ができる貴重な交流の場でもある。

1997年に旧水口町で日本語教室を開催したとき、私もボランティアで日本語を教えていたが、「日本人で日本語が話せるから日本語を教えられる」というのは大きな間違いで、かなり苦労した。
「なぜ、このときには『に』で、なぜ『を』ではないの?」と聞かれても、どう説明すればいいのかわからなかったし、手探りでやっていたように思う。

まだまだ地域や行政の認識や体制も不十分で、これからより一層、あらゆる方面への理解と協力を求めていかなければならないが、国や県、各自治体の政策として手厚い支援が必要な事業である。
今回、日本語学習を支援するグループが「ほのぼの大賞」を受賞したことで、地域経済を支える外国籍の人たちのための「地域の日本語教室」を、広く県内の皆さんに知っていただくことができたのではないかと思う。

テレビの前で正座して、かぶりつきで見てました。


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