ヒューマニティーフォーラム

yoshiko

2010年03月21日 14:19

近江渡来人倶楽部さんが誕生して10年、そして10回目となる「ヒューマニティーフォーラム21 10th.」が昨日開催された。

今回は、薩摩焼の15代沈壽官氏をお迎えしての講演と民族を越えた音楽の文化交流ということで、13時半~16時半の長丁場だったが、沈氏のお話も興味深く、日本と韓国と中国の琴の協演もとても良かった。


さて、陶磁器のことや歴史、小説に詳しくない私は、もちろん沈氏のことも知らなかったし、司馬遼太郎の「故郷忘れじがたく候」という小説の主人公が15代沈壽官氏の父である14代をモデルにされていることも知らなかった。
そして、薩摩焼のルーツも知らなかった。

ちなみに、沈氏が結婚されるときに、媒酌人を務められたのが司馬遼太郎ご夫妻とのことで、なんと、媒酌人挨拶が1時間半に及んだというエピソードも話された。
そして、お話の最後は沈氏に送られた司馬遼太郎さんのお手紙の朗読で締めくくられた。
その中に、「アジアの民族はみんな同じ。文化や習慣、環境が違う中で暮らしているだけのこと」と書かれていたとのこと。
お互いを認めあい、尊重しあえる社会を築こうという、渡来人倶楽部の熱い想いと合致するお話だった。


フォーラムに引き続き、近江渡来人倶楽部10周年記念会があり、県内外より100人ほどの方が来られていた。

私は協会長の代理で出席させていただいたのだが、席が「松」「竹」「梅」でいうと「竹」の席だったので、ちょっと座り心地が良くなかったのがホントのところ。
司会席のほうが、居心地が良かったかも


最後はサンバを踊り、さあ終わり・・・と思ったら、あるまちの市長選に出る方の到着を待っての選挙応援演説のようになり、なんかせっかくの10周年パーティーが決起大会のようになってしまったのは、ちょっと残念な気がした。


とうことで、今日はお彼岸。
朝から村のお寺さんがお参りに来てくださった。
うちの家は村の一番下手にあり、一番最初に来られるので、今日はちょっと早起きをした。
一日かけて約60件の家を回られる。ありがとうございます・・・・。


夕方は組の寄り合い。
「へんこ」の旦那の代わりに出席します。


さあ、6月には義母の十七回忌法要があります。
お彼岸も過ぎたので、ボチボチ準備をはじめます。


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