81歳のボランティア・・・オババ。

yoshiko

2011年04月25日 02:16

今月15日に「やろう!」ということになり、それから密かにこのブログやfacebookでイベント告知させていただき、18日に「おゆるし」をいただき、20日にお知らせを発送し、周知させていただいたチャリティーライブ&報告会でしたが、本当にたくさんの方にご参加いただきました。

ありがとうございました!

今回の大震災により被災された方、避難されている方々のために「何かしたい!」と思っておられる方がたくさんいらっしゃること、そして、その「お気持ち」をお料理や募金という形にしてくださった方がたくさんいらっしゃったこと、このイベントに賛同し協力してくださった方がたくさん居てくださったことに感動しました!

「いいだしっぺ」としての責任もあるし、人が来てくださらなかったらどうしよう?とか、約700個もの餃子の味も心配でした。

でも、それぞれの方が、いろんな方に声をかけて、友人・知人を誘ってきてくださったり、私のメールをポルトガル語に訳して50人の友だちに送ってくれたブラジルの友人がいたり、facebookでイベントに招待した方が来てくださったりで、約80人の方が参加してくださいました。

そして、餃子を焼きながら、会場全体を見て司会もしなければいけないと思ってましたが、午後から餃子を包むお手伝いに来てくれた81歳の大女将・オババが結局全部包んで最初から最後まで700個もの餃子を焼いてくれました。


餃子を包む速さは前と変わりません。

餃子の鍋も45年ほど使っているものです。

焼き方も、やっぱり母の焼き方は違います。

餃子の具は私が作りましたが、包み方、焼き方で味は変わります。

皆さん、「美味しい」と喜んで食べてくださってました。

手前味噌ですが、ホンマ美味しかったです(^^;



母は、「80年生きてきて、こんなすさまじい悲惨な映像は見たことがない」と心を痛めていました。
テレビで同年齢の方が避難生活をされている姿を見て、「なんとかしてあげたい」といつも言っていました。
でも、現地に行くこともできませんし、「何かできひんやろか・・・」と思っていました。

そして今回、ここにいて「自分にできることを・・・」と言う思いと、私が司会しながら餃子を焼いたら絶対に焦がすから・・・という、プロのこだわりで、最初から最後まで、ひたすら餃子を包み、焼いてくれました。

81歳のボランティアさんです。

そしてその母を71歳のボランティアさんが助けてくださっていました。


被災地復興への願いが強まるとともに、こうした「人と人とのつながり」や「温かい気持ち」に、心から感動しました。

ブラジルの人が3名も、飛び入りで思いを話してくれました。

「何かしたい。助けたい!という気持ちは、日本人も外国人も関係ない。みんな同じだ。みんな、頑張ろう!」と大きな声で呼びかけてくれました。

涙するブラジルの女性もいました。


また改めて報告しますが、本当に感動のチャリティーイベントでした。

募金の総額も10万円を超えました。


今回は、あくまでも第1弾だと思っています。

次回、また違った形で、これからまだまだ続く復興活動の支援をしていきたいと思います。


とりいそぎ、お礼と簡単な報告です。




あっ、あかん、また違うアイデアが出てきてしまった・・・。


あっ、あかん、行動に移したい・・・。


さあ、どうしよ???



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