6日、スポ少ソフトボールチーム「水口サンボーイズ」の30周年を祝う会があった。
1部と2部の式典および祝賀会には、市内外よりスポ少の関係者や県内のソフトボールチームの代表の方々約60名が出席。
隣町のジュニアブラスの皆さんによる吹奏楽の演奏で幕を明けた式典は粛々と進み、お祝いのアトラクションには、地元の祭囃子の演奏が行われた。
町内に数々お囃子のグループがあるが、この日は、このスポ少の卒団生や現役のメンバー、保護者、元コーチらで編成された「30周年記念」のメンバーによるもの。
地元の小学校では近年、郷土の伝統芸能を学ぶということで、学校の授業でもお囃子を学ぶようになり、この小学校の卒業生はたいてい演奏できるようだ。
でも、その昔、30年ほど前、私が小学生だったころは曳山のある町の子どもだけが祭りの日に学校を休め、そして、その曳山に乗れるのも、その町の男の子だけだった。
今では、お囃子の好きな子どもなら(大人も)、誰でもお囃子を習うことができるし、曳山に女の子も乗ることができる。
30年の間に歴史は変ったが、お囃子のリズムは変ってない。
心躍る演奏を披露してくださった
私が小学校を卒業した翌年にこのソフトボールのチームが出来たのだが、もし、もう少し早くできていたら、きっと私も入っていただろうと思う。
当時のメンバーや記録は残っていなかったが、ここ17年ほどの記録が「30年の歩み」として紹介され、お越しいただいた皆さんと一緒に功績を称えた。
そして、3部ともいえる「30周年を祝う会」には、現役のメンバー(小学生)からOB、歴代の保護者会会長や監督、コーチ、関係者、約100名が集まられ、まさに「水口サンボーイズ大同窓会」となった。
ここでも、30年の歩みを皆さんと一緒に振り返り、年代ごとに当時の関係者にステージの出てきてもらい、一言コメントをいただいたのだが、成人したOBの子からは、当時の監督やコーチに対するお礼や現役の子どもたちへのアドバイスなど、立派なコメントがもらえた。
「どういうことを言ってくれ」とか、何も言ってないのにこんなしっかりしたことが言えるなんて、母校の子どもたちがスポ少を通じて心身ともに成長した姿に思わず感激した。
「私も昭和5●年の卒業生なんやで~」と誇らしげに言ったら、素早く計算できた小学生がいて、「4●歳!、4●歳!」と、パーティーが終わるまで言われ続けた。
「なぁなぁ、4●歳の人~」とか、「4●歳の人、今何時?」、「4●歳の人、次なにすんの?」などなど。
ホンマ、かわいい子たちだったが、この子らも次に40周年のお祝いをするときには、ビール飲んで、顔を真っ赤にしながら、「あのとき監督に言われたことが・・・・・」など、「いっちょまえ」のことを言うんだろうな~。
最後に、6年生の現キャプテンの子が「まだ2回しか優勝したことがないので、優勝できるよう、頑張ります!」と、100人を前に堂々と言った
「優勝」だけが全てじゃないけど、結果は記録として残るもんね。頑張れ~~