思い出した・・・・!?
日々、和太鼓や琴、日本舞踊などを稽古する子どもたちの発表の場でもある「こども芸能フェスティバル」が開催された。
お囃子を演奏してくれた子供たちは元気いっぱいだし、「お月さん」や「桜かむろ」を踊ってくれた5歳の女の子は、開会前にわざわざ舞台袖に来て、裏方さんや司会の私にもしっかりご挨拶をしてくれ、ホントにお行儀がよく、かわいかった。
みんな小さいうちから伝統芸能や日本文化を学び、受け継ぎ、ホント、えらいな~~~~~と関心。
幕間のインタビューの際も突然の質問に上手に答えてくれた。アリガト。
そして、日々、地域文化や伝統芸能の伝承のため、子どもたちに指導されている踊りの先生やお琴の先生、地域の大人の皆さんにもエールをおくりたい。ホントにご苦労様です。
さてさて、そんな頑張る子どもたちの発表を見て、目を細めていたのだが、ある瞬間、ふと、あの時の悪夢がよみがえった・・・。
何年か前、ある和太鼓グループの10周年記念演奏会があり、司会をさせていただいたのだが、その演奏会のあとに、もう一本、近くの別会場での司会を承っていたときのこと・・・。
予定では、次の司会まで1時間半以上の時間があり、打合せも済んでいたので、余裕で会場入りできるはずだった・・・・。
ところが、演奏や転換の時間がくるい、なんと「1時間おし」でフィナーレの曲に入った。
フィナーレということで演奏者も会場も盛り上がり、なかなか終わる気配はないし、焦ったのなんのって・・・。
自分の運転で次の会場に移動するのは絶対に危険と思い、ホールの裏にタクシーを呼んでおいたのだが、結局、15分もタクシーの運転手さんを待たせることになり、運ちゃんに怒られるわ、あとの催しの主催者さんをヒヤヒヤさせるわ、ホント、申し訳なかった。
その演奏会の時の太鼓のリズムと篠笛の音色が聞こえた瞬間、あのときのことを思い出したのだ。
まっ、今日は何の心配もなく時間通り無事に終わったが・・・。
ということで、ちょっと嫌なことを思い出したが、また今回もイキイキとした子どもの笑顔に出会えた一日でした。
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